名手・達人の言葉

2013.03.06

コース設計家とゴルフ評論家はゴルフの進歩発展に必要として、金銭の報酬を受けてもアマチュア資格に違反しないNecessary evils(必要悪)と見なされたのだ。――チャールズ・マクドナルド

アマ違反事件として物議をかもしたのは1910年のこと。

豪州からの帰化米人で、全米アマ3勝の新記録、米国人として初めて全英アマに勝利したウォルター・トレビスがあるコースを設計し、金銭の報酬を受けたのだ。

このためUSGA(米国ゴルフ協会)からアマ資格を剥奪されたが、すぐにそれは撤回された。その時、審査し直したのが当のUSGAを創設したマクドナルドであった。その時の声明が表題の「言葉」である。

その2、3年前、マクドナルド自身、シカゴ郊外、ニューヨークのロングアイアランド海沿いの砂丘にスコットランド・リンクスを模写したコースを設計しているが、金銭的報酬は受けていないものと思われる。そうでなければ、表題のような裁定はできなかっただろう。

 

■ チャールズ・ブレア・マクドナルド
(1855~1939)
カナダ・オンタリオ州生まれの米国人。アメリカ人ゴルフ設計家第1号である父親が、1892年に9ホールのコースをシカゴに造った。その影響を受け、チャールズはシカゴに18ホールを設計した。シカゴゴルフクラブの発祥である。その後、東海岸を中心に約12カ所のリンクススタイルのゴルフ場を設計し、スコットランドの名ホールの粋を集めたといわれている。競技者としても一流で、1895年に開催された第1回全米アマの優勝者である。またUSGA(米国ゴルフ協会)の創始者で、「アメリカンゴルフの始祖」と敬われる。

 

ゴルフ名言集へ ≫≪ ゴルフコラムTOPへ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

運営会社 | プライバシーポリシー