名手・達人の言葉

2012.11.07

自分が前へ進めば、楽しいことも辛いことも後ろへ過ぎ去る。人生は決して止まらない。――デービス・ラブⅢ

今年、ライダーカップのキャプテンをつとめたラブⅢ。

最終日に大逆転をくらい意気消沈の休養をとっていると思いきや、次週のフォールシリーズ1戦目、シュラーナイズホスピタル・オープンに顔を見せた。

傷心のラブⅢを慮(おもんばか)ってか、誰も声をかけない。あるライターが話しかけると、ラブⅢは静かに語り出したという。

「ライダーカップからすぐここに来たのは、キャプテンからプレーヤーへ、ぼくの日常へ早く戻りたかったから」という語りに続いて、表題の「言葉」が紡がれたそうだ。

敗戦からの立ち直りかたを、若い人に自ら示しているようだと、そのライターはレポートしていた。

いかにも真摯に前向きに物事を見つめるラブの人柄が、滲(にじ)み出ているのでとり上げた。

 

■デービス・ラブⅢ(1964~)
ノースカロライナ出身。プロゴルファーである父、ラブⅡの薫陶を早くから受け、ノースカロライナ大学でもその才能を発揮。85年プロ入り。ツアーで96年までに10勝をあげたが(92年賞金ランク2位)メジャーへはなかなか手が届かなかった。95年マスターズ2位、96年全米オープン2位。しかし97年全米プロで、2位に5打差つける圧勝で一矢報い、トッププロの座を不動にした。優勝のパットを沈めた時、天国の父親が祝福するように、空に大きな虹がかかったというエピソードは知る人ぞ知る。98年日本での中日クラウンズでも優勝。その後、紆余曲折ながらツアー20勝をあげ永久シード権獲得。2012年は栄えあるライダーカップ・キャプテンをつとめたが、残念ながら米国チームは敗れた。

 

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