名手・達人の言葉

2012.10.24

打つまでは、まだ失敗していない。――トム・モリス・シニア

ゴルファーにはどうして悲観主義者が多いのだろう?

池越えを目にすると、打つ前から「池に入れたらどうしょう?」とか、白いOB杭が前に見えると、「ああ打ち込みそうだな……」とネガティブなことばかり考える。こんな人種が多いのだ。

そしてまた、そう思う通りになるからゴルフは不思議なもの。

トム・モリスは160年も前の人だが、ゴルファーという人種の気質はその時代から変っていないようだ。

打つまでは、まだ失敗してないのだから、その失敗することを前もって思うことはない、もっとポジティブに考えて打てと、モリスは諭(さと)しているわけだ。

 

■トム・モリス・シニア(1821~1908)
1860年から始まった世界最古の競技である全英オープンで、67年までに4回勝っている。それで68年から4連勝(71年は中止)したのは息子のトム・モリスJr。つまりトム親子(オールド・トム、ヤング・トム)がゴルフ草創期を飾ったのである。オールド・トムは最初、セントアンドリュースに、クラブとボールをつくる職人として働き、51年に新しく生まれたプレストウイックに移籍。そこでヤング・トムが生まれ、全英オープンに出場。61、62、64、67年と優勝。その後、再びセントアンドリュースに専属プロゴルファー、グリーンキーパーとして迎えられる。いまでもセントアンドリュース18番グリーンわきに、トム・モリスショップが現存している。

 

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