名手・達人の言葉

2012.08.29

月には空気がない。風もないからフォローもアゲンストも、さらにはフックもスライスもない。そのかわり、シャンクも見事なまでにまっすぐ飛んでいく。そのかわり、シャンクも見事なまでにまっすぐ飛んでいく。――アラン・シェパード
先頃、1969年、月面へ人類の第一歩を果たしたニール・アームストロング船長がなくなったが、月面で人類初のティショットを放ったのは(1971年)、アラン・シェパード船長だった。

地球上ではHC12の腕前をもつアランは、“野望”を持って6番アイアンのヘッド部とボール2個を持ちこんで地球をあとにしたのである。

月面は巨大なバンカーであった。右手1本でゆっくりテークバックして打った! が、「ボールを打ったというより月を打った」大ダフリ。それでも地球上より6倍飛ぶという計算通り、200ヤード!

そしてマリガン方式にのっとって?!、もう一度ティショット……、しかし結果は地球上での宿痾(しゅくあ)シャンクであった。こうしてゴルフ殿堂には月面における初のティショットはダフリ、第2打はシャンクしたと記録されることとなったのだが、これには後日談がある。

世界のゴルフルール制定の総本山、R&Aからのメッセージだ。偉大なる業績を讃えることに続き、エチケットに関して遺憾の儀あり、「バンカーショットの跡はならしてほしかった」との文言。お堅いR&Aのイキなユーモアだった。

 

■アラン・シェパード(1923~1998)
海軍のテストパイロットを経て、NASA(米国航空宇宙局)に参加しライトスタッフと呼ばれる宇宙飛行士になった。1971年、アポロ14号で月面に立つ。その時、ゴルフクラブとボールを持ち込み、月面で見せたゴルフ・ティショットのパーフォマンスは世界中のTVで公開された。地球外での人類初のゴルファーとなったのである。自身のHCは12(ヒューストンのリバーオークスCC)。

 

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