名手・達人の言葉

2012.05.30

誰にでも合う理想的なグリップなど存在しない。なぜなら世界の名手達にひとつとして同じ形はないからだ。――ハーヴィー・ペニック
まだウッドがパーシモン時代は、確かに共通したグリップがあったような気がする。オーバーラッピング、インターロッキング、またはベースボールグリップなどの握りかたに違いはあっても、球筋をつくるフック、スライス、スクェアというグリップには共通性があった。

しかし現代では各々、好みというか、握りたいようにグリップしている。フックグリップながらスライスも打つといったような。

これはクラブ、ボールなど用具の進化によるものだろう。つまりスキルというものが身体側ではなく用具側にゆだねられているからだ。スキルが多少なくても、用具が何とかしてしまうみたいな……。

こういう意味でいうなら、グリップには「基本」はないとペニックはいってるわけだ。基本というものは最少公約数が共通してこそ自然にできてくるものだからだ。

 

■ハーヴィー・ペニック(1905~1995年)
バイロン・ネルソンらとツアープロとして活躍したあと、全米初のティーチングプロとなる。テキサス大学のゴルフ部コーチを長く務め、同校を全米屈指の強豪校に。トム・カイト、ベン・クレンショーらを育て、多くの男女ツアープロにも多大な影響を与えた。

 

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