名手・達人の言葉

2012.03.14

ゴルフは自分の人柄を天下に公表するゲーム。欠点が赤裸々に露呈されて恥をかく仕儀になる。――赤星四郎
赤星四郎、六郎兄弟は日本ゴルフ界の黎明期(れいめいき)に多大な影響を与えた人として、ご存知の方も多いだろう。

いや米国留学したこの2人がいなければ、日本のゴルフ界はスタートがもっと遅れたといっても過言ではない。

六郎が技術面――米国の近代スウィング――を伝えたとすれば、四郎はマナーやルールなど、ゴルファーの高邁(こうまい)なる精神について説いた。

表題の「言葉」もそうだ。

「なまじゴルフなどやらなければよかったのにと思う人物がいる。静かにしてればいい人で終わったのに……」と嘆息したのはしばしばだった。

そこでこういう人物には以下のように助言した。

「喪心から申し上げるが、とりあえずの礼儀作法を学んだうえでゴルフを覚えること。さもないと社会的信用までなくす人生になりかねない……」

 

■赤星 四郎(あかほし・しろう 1895~1971)
米国ペンシルベニア大学卒業。スタンダード石油に勤めた。大正時代、米国留学中にアメリカンフットボールに熱中し、かたわらゴルフも体得。帰国後、1928年(昭和3年)日本アマ優勝。その後も米国で学んだゴルフを伝え、プロゴルファーの育成にも力を注いだ。またゴルフ場設計にもその名を残している。日本アマ(1930年)、日本オープン(第1回1927年)優勝の六郎は弟。

 

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