名手・達人の言葉

2012.03.07

パターは生涯の伴侶。浮気者に名手はいない。――ボビー・ロック
換えるべきか? 換えざるべきか? ことパターに関してはゴルファーの数だけ悩みがあるといえよう。

しかし、古今東西、パット名人と呼ばれる人の多くは“1本”を使い続ける派だ。

ロックも例外ではない。5歳でゴルフを覚えて間もなく、父親の友人からもらったブレード型のヒッコリーシャフトを寝食も共にするぐらい大事にして、ついに生涯そのパターを手離すことはなかった。

魔法のように入るパターに、畏れおののいた仲間達からつけられた名前が〈ガラガラ蛇〉。

21歳でプロ転向し、豪州、ニュージランド、英国を転戦し、2年間で7勝をあげたとき。18ホールでの総パット数で、ただの一度も28打を超えなかったというからすごい。

「ガラガラ蛇と呼ばれる古ぼけたパターで、ストローク数の半分がパットというゴルフの常識が破られようとしている」と、ゴルフ誌で驚愕(きょうがく)されたのも無理のない話であろう。

 

■ボビー・ロック(アーサー・ダーシー・ロック 1917~)
南ア生まれ。父親は北アイルランドからの移住で、運動具店を家業にして成功。その父親から球聖B・ジョーンズの本を与えられ、薫陶を受け、18歳で南アオープンに優勝。38年プロ入りした年にニュージランド、アイルランド両オープン、次の年にはオランダオープンを制している。米ツアーへは47年から2年半参戦し、59試合に出て13勝、2位が10回と赫々たる戦績を残している。その後、なぜか米ツアーへは背を向け、49、50、52、57年と全英オープン4回優勝。他にフランス、アイルランド、スイス、ドイツ、エジプト、オーストラリア、メキシコ、カナダの各オープンも制し、コスモポリタンの面目が躍如している。

 

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