名手・達人の言葉

2011.12.14

もし、いつもスウィングのことを考えているとしたらその習慣はやめなさい。スウィングは思案するたび、不安要素だけが増幅されるものだからです。――キャシー・ウィットワース 
思えばゴルフスウィングとは不思議なものだ。構えてから打ち終わるまでたかだか1.5秒もかからない“振り”に、ゴルフゲームの大半が凝縮している。

マシンになって常に同じ振りを繰り返せれば、世界を獲れる。しかし、人はマシンになりきることはできない。スウィングする側には「こころ」が働くからである。

よぉし!と力んだり、ハザードが怖いなどと思った瞬間、スウィングは少しか、または大きく破綻する。

スウィングを考えるとき、どうしてもポジティブ的思考より、失敗したら……などのネガティブ的思考に陥りやすい。動いている球に適応するのでなく、自分から始動しなければならないゴルフスウィングの宿命かもしれない。

ネガティブな思考の連環に陥ったとき、スランプが訪れる。

ウィットワースはスウィングの本質を知悉(ちしつ)していたのである。

 

■キャシー・ウィットワース(1939~)
米国テキサス州出身。15歳でゴルフを始め、17歳の時にはニューメキシコ州アマ選手権で優勝。19歳でプロ入り。1962年のツアー初優勝以来、65年から73年にかけて7回のLPGAプレーヤー・オブ・ザ・イヤー、8回の賞金女王を獲得。“キャシー時代”を確立した。メジャー6勝したが、全米女子オープンだけは逸している(71年2位)。ツアー88勝は男子を含めても米国ツアーの最多勝利記録。75年殿堂入り。

 

ゴルフ名言集へ ≫≪ ゴルフコラムTOPへ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

運営会社 | プライバシーポリシー