名手・達人の言葉

2011.12.08

究極的なトップ・オブ・スウィングはない。クラブが通常トップ・オブ・スウィングというところへ達するまでには、すでにダウンスィングが始まっているのだ。――ベン・ホーガン
ホーガンほどスウィングのメカニズムについて、突き詰めて考えた人はいないのではないだろうか。

遅咲きの人だった。突き詰めて血の滲むような練習を重ねてスウィングを作り上げた。その暁にはグランドスラマーの道が用意されていた。

普通の人は“トップ”はあると思っている。しかし、トップの時にはすでに下半身は左サイドへ動いて、そこに捻じれが生まれ、効率よくパワーが生みだされるのである。

この逆転の捻じれをつくれるかどうかが、上級者かアベレージかを分ける分水嶺(ぶんすいれい)と言ってもいい。

この「言葉」はホーガンが著した『パワー・ゴルフ』の中にある。

 

■ベン・ホーガン(1912~97年)
米国・テキサス州生まれ。19歳でプロ入り。173センチ、74キロと小柄ながら、稀代のショットメーカーとして伝説的な存在。全米オープン4回、マスターズ2回、全米プロ1回、全英オープン1回の優勝歴を持つ。圧巻は1949年、再起不能といわれるほどの自動車事故に遭いながら、奇跡のカムバックを果たしたことでも知られている。不屈の闘志、「アイスマン」と称された冷静沈着なプレーで、53年には全米、全英両オープン、マスターズと勝利し、同年グランドスラムのチャンスだったが、全米プロには重きを置かず不出場。飛行機嫌いで、全英オープンも1回獲ったらやめてしまったほどだ。ボビー・ジョーンズと並び「最強のゴルファー」と称されている。

 

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