名手・達人の言葉

2011.11.16

どんな優れたプレーヤーでも幸運の援助がないと勝てない。私の推算では熟練が80パーセントで、幸運が20パーセント!――ボビー・ロック
2ラッキーがないと勝てない……。この言葉は多くの名手・達人が口にするが、パーセンテージにして表現したのはロックが初めてだろう。

ロックは全英オープンに4回も勝っているが、非常に緻密な攻め方をするプレーヤーで、通常はドライバーを用いるホールでのティショットに、彼ほどアイアンで打った選手はいない。

いくらビッグドライブでも、リンクスでは撥ね方によってはラフやディボット跡に入る、不運というべき確率が多くなる。そんな不確定要素をなるべく排していけば、幸運を呼び込むきっかけになるのではないか、というわけだ。

ロックは、1950年のロイヤル・トルーン、1952年のロイヤル・リザムでの全英オープンでは一度もドライバーを使わずに勝利を飾った。

表題の「言葉」は自身の著作の中の「ゲームに勝つ法」にみられる。

 

■ボビー・ロック(アーサー・ダーシー・ロック 1917~)
南アフリカ生まれ。父親は北アイルランドからの移住で、運動具店を家業にして成功。その父親から球聖ボビー・ジョーンズの本を与えられて薫陶を受け、18歳で南アオープンに優勝。38年プロ入りした年にニュージーランド、アイルランド両オープン、次の年にはオランダオープンを制している。米ツアーへは47年から2年半参戦し、59試合に出て13勝、2位が10回と赫々たる戦績を残している。その後、なぜか米ツアーへは背を向け、49、50、52、57年と全英オープン4回優勝。他にフランス、アイルランド、スイス、ドイツ、エジプト、オーストラリア、メキシコ、カナダの各オープンも制し、コスモポリタンの面目が躍如している。

 

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