名手・達人の言葉

2011.11.09

実は、パーがいちばん難しい。――倉本昌弘
2010年、名門、鳴尾GCで行われた日本シニアオープン。勝利したのは倉本昌弘。その時のことを振り返っての「言葉」だ。

最終日の16~18番はボギーでいいと決めていたというが、その真意をこう語っていた。「ストロークプレーでは1打でも勝っていれば勝ち。子供の頃から1打の重みを教え込まれてきた。例えば18番はパーであがろうとする。しかし、実はパーがいちばん難しい。バーディならがむしゃらに狙えばいい。ボギーでいいと思えば絶対大叩きしないルートとショットでつないでいける。(パーで)鳴尾という舞台を力で制するのはおこがましい気がした」

“パーがいちばん難しい”は、このケースのみならず、ゴルフの本質を衝いているのではないだろうか。さらに、名門コースをリスペクトする倉本の姿勢に敬意を表して、この「言葉」をとりあげた。

 

■倉本昌弘(くらもと・まさひろ 1955年~)
広島県出身。ジュニア時代から天才として名を馳せ、高校3年の時に日本ジュニアで優勝。日本大学ゴルフ部時代は日本学生4連勝をはじめ、アマチュアタイトルをほぼすべて獲得した。81年、2度目の挑戦でプロテスト合格、同年は年間5勝で賞金ランク2位と活躍。その後も勝ち星を重ね、ツアー通算30勝。永久シードも手に入れている。82年の全英オープンでは日本人最高4位。03年には59ストロークという世界タイ記録もつくった。10年には、初のシニアツアー賞金王に輝いた。

 

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