名手・達人の言葉

2011.09.28

サム・スニード「どうやって俺の写真を撮ったんだろう。俺はまだニューヨークへは一度も行ったことがないのに……。」
サム・スニードのエピソードはどれも“純朴さ”に満ちている。

マスターズで、シューズを履いてプレーするより裸足のほうがスウィングしやすいと、練習ラウンドでそうして顰蹙(ひんしゅく)を買った話。

またはローマ法王に謁見する時、パットが上手くなるようにとパターを持ち込んでパターに祝福してもらおうとした話。

サムのデビューからプロモートしたPGAツアー育ての親、F・コーコランは言う。

「サムが天真爛漫(てんしんらんまん)なのは、バージニアの山男で、ホーガンみたいに考えるのが大嫌いだからだ」

表題の「言葉」は、サムが1937年にオークランド・オープンで初優勝し、彼の写真がニューヨークの新聞に載ったときに、驚いて言ったもの。というのも、サムはついこの間まで、バージニアの山奥で樵(きこり)をしていたのだ。

 

■サム・スニード(1912~2002)

米国・バージニア州生まれ。父が勤務するコースのキャディとしてゴルフを覚え、奨学金で大学へ。20歳のときプロ入りし、23歳で米ツアー参戦。メジャーは全米プロ3勝、マスターズ2勝、全英オープン1勝だが、全米オープンは2位どまりで、グランドスラムは逃している。しかし、ツアー82勝の記録は未だに破られていない(2011年9月現在)。その華麗なスウィングは「ボーン・スウィンガー」と言われ、世界のゴルファーの羨望の的だった。また、世界各地に積極的に出かけてゴルフの普及に努め、「ゴルフ親善大使」と呼ばれた。

 

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