名手・達人の言葉

2011.09.14

ある時代にチャンピオンになれる人は、いつの時代でもチャンピオンになれると思う。なぜならトップになるのに普遍的な能力を持っているからだ。――ベン・ホーガン
いつも思うのだが、ホーガンの「言葉」には常に強烈な自負が感じられる。必要最小限の表現しかしないのだが、いつも自分が実証してきたものでなければ口にしないようなもの……。

よく時代をこえた比較がなされる。ボビー・ジョーンズが現在だったらどうだったか。ジャック・二クラスが、タイガー・ウッズが違う時代に生まれていたらどうだったかというような比較が人は好きだ。

そんな比較にホーガンは決然といい放つ。その時代のチャンピオンはいつの時代でもチャンピオンになれると。自分がそうできると信じるものがあるのだろう。

ホーガンはジョーンズや二クラス、現在ではタイガーのように始めから天才ではなく、努力によって天才たりえた。だからこそより強固な確信を持ちえたということなのだろう。

 

■ベン・ホーガン(1912~97年)

米国・テキサス州生まれ。19歳でプロ入り。173センチ、74キロと小柄ながら、稀代のショットメーカーとして伝説的な存在。全米オープン4回、マスターズ2回、全米プロ1回、全英オープン1回の優勝歴を持つ。圧巻は1949年、再起不能といわれるほどの自動車事故に遭いながら、奇跡のカムバックを果たしたことでも知られている。不屈の闘志、「アイスマン」と称された冷静沈着なプレーで、53年には全米、全英両オープン、マスターズと勝利し、同年グランドスラムのチャンスだったが、全米プロには重きを置かず不出場。飛行機嫌いで、全英オープンも1回獲ったらやめてしまったほどだ。ボビー・ジョーンズと並び「最強のゴルファー」と称されている。

 

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