名手・達人の言葉

2010.10.27

殿堂入り?おれにはまだ早いだろ!――尾崎将司
ジャンボ尾崎は、63歳の今もまだまだ現役。だからこそ表題の「言葉」が口をついて出るのである。

殿堂入りするというのは、名なり功を遂げての結果に対して。しかし、ジャンボはまだその過程にあって、後ろを振り返る暇はないと断言するのだ。

「殿堂入りするのは現役を辞めてからだろ。今はまだレギュラーツアーを勝つことしか考えてない」とジャンボ。

練習場で見ても、ドライバー飛距離など石川遼にだってヒケはとらない。ただ腰痛(2度手術)のため、歩いて打つのが苦痛なだけ。それさえなくなれば、必ず勝てる……そう、ジャンボは、己自身を信じている。

それにしても記録を振り返ると、すさまじいものがある。

最多勝利数=113勝、最多賞金王=12回、最多連続優勝年数=15年連続 連続賞金王=5年連続、最多年間優勝回数=8勝、最年長優勝記録=55歳7カ月。

特にアスリートとして下り坂になる40歳を過ぎてから、70勝近くあげているのだから、日本ツアー界にはもう2度と現れない不世出の天才であろう。

 
■尾崎将司(おざき・まさし、1947年~)

1947年、徳島県に生まれる。幼年時から野球に熱中し、海南高では投手、4番バッターで甲子園選抜で優勝。卒業後プロ野球・西鉄ライオンズに入団するも、芽が出ず、プロゴルファーへ転身。70年プロテスト合格。そこから天賦の才能は花開き、遅咲きのライバル青木功とともに、日本のトーナメント隆盛の礎をつくった。10年10月の段階で勝利数113(うち海外1勝)。賞金王になること12回。国内では圧倒的な数字を残している。何より驚かされるのは79年から7年ほど不振に陥ったが、そこから復活し、再び尾崎時代を出現させた。世界のスポーツ界でも稀有のことであろう。ただ画竜点睛を欠くのは、青木功が米ツアーで活躍し、殿堂入りを果たしたのに対し、海外参戦へは消極的であったことだろう。しかし国内戦績だけで2010年の今年、世界ゴルフ殿堂入り。いかに国内での戦績が図抜けていたかの証左であろう。

 

ゴルフ名言集へ ≫≪ ゴルフコラムTOPへ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連する記事

尾崎将司(ジャンボ尾崎)の名言集 - 尾崎将司さんの心に残る言葉や優れた言葉を集めました

運営会社 | プライバシーポリシー