名手・達人の言葉

2010.09.22

おれは、どんな下手なアマチュアとゴルフしても手を抜いたことはないよ――青木功
青木が全国各地でゴルフ場の設計、監修をして回っていた頃、それをプロデュースしていた筆者の友人の話だ。

造成するコースの近くの既設コースで、必ず青木はラウンドした。休暇でもゴルフするという青木のこと。当然だろう。

その友人はHC12,3くらい。青木から見れば素人だ。しかも何度もラウンドしている。普通なら“遊び”のゴルフということになりかねない。

ところが青木は、冗談いいながらも自分の打つ番になると没頭、決して「今日は遊びだから」と、手を抜いたラウンドはしなかったというのだ。

「おれがアマチュア相手でも下手なゴルフしてみなよ。そのアマは青木はこんなだったと絶対に他に伝わる。それは我慢できない」と語ったという。

その友人も言っていたが、それは名手・青木のプライドであるのだろう。

それと一度手を抜く癖をつけると、本番の大事なところで、それが出てこないとも限らない。そんなことも青木は言っていた。

ゴルフが人生そのものだと公言してはばからない、青木らしい「言葉」である。

 

■青木功(あおき・いさお 1942年~)

1942年8月31日、千葉県我孫子市生まれ。29歳で「関東プロ」に初優勝と遅咲きながら、それからの活躍はジャンボ尾崎と人気実力とも二分し、日本プロトーナメントを隆盛に導いた。国内での勝利数もさることながら、海外での活躍は、『オリエンタルマジシャン』と呼ばれ、「世界のアオキ」と絶賛された。とくに、80年、全米オープンでの帝王二クラスとの死闘は伝説として後世に長くつたえられるだろう。国内56勝。シニア9勝、海外7勝、海外シニア9勝、海外グランドシニア3勝。2004年、アメリカでゴルフ殿堂入り

 

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