名手・達人の言葉

2010.08.25

成功の確率を倍にしたければ、失敗の確率も倍にすることだ。――トム・ワトソン
トム・ワトソンの全盛時代は1980年代だが、その少し前まではドライバーショットはまっすぐいくときと曲がるときの差が大きく、攻め方もピンだけ真っ直ぐに狙うようなゴルフをしていた。

うまくツボにはまったときはすごいスコアが出るのだが、失敗も当然、多かった。たいてい、こういうゴルファーは一発屋で終わることが多い。メジャーに勝っても1勝限り……というような。

しかしワトソンは違った。これらの失敗を何度も経験することにより、成功の確率を上げていく賢さがあった。

ワトソンは名門スタンフォードで心理学を学び、卒業している。これは大変価値のあることで、多くの一流プロたちは大学に入っても卒業するのは稀である。つまりワトソンはクレバーなのである

球聖ボビー・ジョーンズが「勝った試合より負けた試合から学んだ」ということに相通ずるワトソンの「言葉」である。

 

■トム・ワトソン(トーマス・スタジェス・ワトソン)(1949年~)

米国・ミズーリ州カンザスシティ生まれ。スタンフォード大学時代は勉学に力を注いだのか、これといった成績は残していない。71年プロ入りと同時にツアー参加。ツアーでの勝利39。メジャーは全米オープン1勝(82年)、マスターズ2勝(77、81年)、全英オープン5勝(74、77、80、82、83年)計8勝。帝王二クラスを継ぐ新帝王といわれるまでになったが、極度のイップスに襲われ、全米プロはとれず、グランドスラマーにはなっていない。シニア、他の勝利を加えれば55勝をこえる。知性派として知られ、88年にはゴルフ殿堂入りも果たした。

 

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