名手・達人の言葉

2010.06.30

起こったことに敏感に反応してはいけない。やわらかくやり過ごす。――中部銀次郎
 

 悩んだときの中部銀次郎、でしょうか。時折、うーんと唸るほど含蓄が欲しいときにはやっぱり彼の言葉にすがりたいのです(笑)。

 この「言葉」も含蓄あるでしょう。

 ゴルフにはさまざまなことが起こる。OBに打ったボールが木に当たって出てきたりする幸運もあれば、ナイスショットがディボット跡に埋まってしまう不運もある。

 とてつもないスネークラインのロングパットが入ったり、30センチの短いパットを外したりもする。

 これらのことにいちいち反応して、一喜一憂を露わにしたら精神状態を正常に保てるわかけがない。冷静に次の状況判断だってできなくなる。

 謙虚に心を平静に保っておくには、起こったことに敏感に反応してはならないのである。やわらかくやり過ごすことだ。

 中部が没して早や9年になるが、遺した「言葉」は決して色褪せることはない。

 

■中部 銀次郎(1942~2001年)

山口県下関市に大洋漁業を営む一族の御曹司として生まれる。虚弱な体質のため、幼少より父の手ほどきでゴルフを始める。長ずるにしたがって腕をあげ、天才の出現と騒がれた。甲南大卒。60年、18歳で日本アマに出場。62年、20歳で日本アマ初優勝。以後64、66、67、74、78年と17年にわたり、通算6勝の金字塔をうちたてた。67年には西日本オープンでプロを退けて優勝。プロより強いアマといわれた。しかし、プロ入りはせず、生涯アマチュアイズムを貫いた。01年、永眠。

 

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