名手・達人の言葉

2010.03.24

ゴルフはスコアがすべてではない。むしろスコアに納まりきれない部分にゲームとしての魅力があるのだ。――ボビー・ジョーンズ
 

 米ツアーでは、今年も4月第2週にメジャー第1戦のマスターズが開催される。その創始者が「球聖」と崇められるボビー・ジョーンズだとは、少しゴルフをかじっていれば知ってることだろう。

 そのジョーンズは名言もたくさん残していて、この欄でも数多く紹介してきた。今回はゴルフのミステリアスな魅力についてである。

 同じパーでもスコアカードに書く数字と、その内容には単に数字に納まりきれない部分がある。

 例えばティショットもフェアウェイ、セカンドショットも快音を残してグリーンオン。2パットでの正当パーもあれば、ティショットがトラブル、出して3打目でピンに寄らずとも10メートルのロングパットをねじ込めばそれも4打目のパー。

 つまり4という数字には3.1~3.9まであるのだ。ジョーンズはその小数点以下の数字にゴルフというゲームの面白さ、ミステリアスな魅力があると語っているのである。

 ただプレーヤーとしての実績だけでなく、頭脳も明晰であったジョーンズの「言葉」は人生の機微、示唆に富んでいるものが多く、これからも数多く紹介していきたい。

 

■ボビー・ジョーンズ(1902~71年)

米国ジョージア州アトランタ生まれ。父親がゴルファーで生家も庭がゴルフ場続きでもあり、5歳で自然にクラブを握る。14歳で全米アマに出場。その後、数々の選手権に優勝。特に1930年には世界の4大タイトル、全米、全英両オープン、両アマに優勝、年間グランドスラムを達成。この記録はいまだに破られていない。全英オープンに勝ち、祖国に凱旋した時は国民的英雄となった。これを契機にアマのまま引退。故郷アトランタに戻り弁護士活動のかたわら、オーガスタナショナルGCを設立、マスターズ・トーナメントを主宰。4大メジャーの一角を担っている。不世出の球聖として歴史にその名を刻む

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