名手・達人の言葉

2010.03.17

勝利の裏側には数え切れない敗退がある。勝利の王座はたったひとつ。栄光の影に星の数ほど悔し涙がある。――ジャック・ニクラス
 

 帝王と謳われたニクラスは、1960年代初めから80年代初めまでにメジャー勝利は18。現在のビッグワン、タイガー・ウッズがこの記録を抜けるかどうかが、近い将来に話題になってくるだろう。

 さておき、このニクラスの勝利の裏側には、数えきれない悔し涙があったのである。

 その数字を見てみると――。全米オープン4勝、そしてランナーアップ(2位)も4回。マスターズ6勝、2位は4回。全米プロ5勝、2位は4回。全英オープンでは3勝しているが、2位はなんと7回もある。

 マスターズを勝った63、65、66、72、75、86年には、年間グランドスラムの話題が沸騰したものだった。

 しかし、学生時代から全米アマをとり、そのままの勢いでスーパースターとなった天才でも、勝利の裏側には「敗退」と「涙」があったのである。

 

■ジャック・ニクラス(1940年~)

米国オハイオ州生まれ。10歳でゴルフを覚え、12歳から5年連続で州ジュニア選手権に優勝し、神童と呼ばれる。その後全米アマを2度制し、61年にプロ入りした。その翌年、全米オープンに優勝するが、当時のヒーロー、A・パーマーを破っての勝利と太めの体格のためか、敵役となる。その後巨漢からスリムへ、GIカットから長髪へイメージチェンジを果たし、帝王と呼ばれるようになる。ツアー73勝、シニア他32勝。なかでも4大メジャー18勝は未だ破られず、4大メジャーでの2位も19回と圧倒的。グランドスラマーであり、殿堂入りも果たした、20世紀最高のゴルファーである。

 

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