名手・達人の言葉

2010.02.17

上(空)から見ると、自分のちっぽけさがわかるんです。――清水宏保
 

 今週の「言葉」はゴルフの達人ではない。そう、長野オリンピックで金メダルをとったスピードスケートの、あの清水である。

 バンクーバー冬季五輪の直前の朝日新聞紙上でのインタビューで、清水がプレッシャー克服について語った「言葉」は、ゴルフにも通じるものだった。

 プレッシャー克服について、自分自身を客観視する方法を、「幽体離脱するように上(空)から自分を見ることだ」と清水は言うのだ。

 このようなことはゴルフでもよく言われるが、清水の「言葉」はそのあとに続く具体性が新しい。

 表題の「言葉」に続いて――。

「地球には戦争をしている場所もある。地震で壊滅している都市もある。地球温暖化で沈もうとしている島もある。自分は小さなリンクで、レースなどと小さなことに悩んでいる。なんとちっぽけな存在か。そう感じられるようになればすっと楽になれて、プレッシャーなんてどうでもいいことだと……」

 この“小さなリンク”を、メジャーの試合のグリーンにおきかえれば……、あとはいわずがもなであろう。

 

■清水宏保(しみず・ひろやす 1974年~)

北海道帯広市生まれ。162cmと小柄ながら独自のトレーニングでロケットスタートのレーススタイルを確立。長野五輪では500m金メダル、1000m銅メダルを獲得。ソルトレイクシティ五輪は、500mで僅か0.03秒及ばず銀メダル。世界選手権では世界記録を4度樹立した。

 

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