名手・達人の言葉

2009.12.22

ヨーロッパでは、ゴルフというとマッチプレーのことをいうんだ。●イアン・ウーズナム
 

 米ツアーでは、メジャーのマスターズを含め8勝もしているのに、欧州ツアーに戻り、賞金も規模も段違いのチャンピオンズ・ツアーに参加せず、現在は欧州シニアツアーで闘うウーズナム。

「何故か?」と問われて、米国と欧州の違いを話すきっかけの「言葉」だ。

 米国では、ゴルフというとストロークプレー。自分の世界にこもって、メジャーで計測したようなプレーをして、精緻なスキルを競い合う。

 対して欧州ではマッチプレーの精神。常に一緒にまわるプレーヤーを気遣い、メジャーで計測するのではなく、自分の五感を活用し、そのフィーリングを楽しむ、とウーズナムは言う。

「それにさ、毎朝ハムエッグ、昼はハンバーガー、夜はステーキだろ。飽きるさ。その点、欧州は国境をまたいだ生活。その土地のものを美味しく平らげる。違った文化やコースに毎週会えるのが楽しいんだよ」

 米国のゴルフはターゲットゴルフ。対して欧州では様々な球筋を出して、その過程を楽しむゴルフと言ったのは誰だったか?

(詳しくは『月刊チョイス』2010年1月号・「ゴルフの国の巨人たち」に詳しい)。

 

■イアン・ウーズナム(1958~)

イングランド生まれのウェールズ人。ゴルフ場のそばで生まれ、父親がティーチングプロをしていたサンディ・ライルとともに、幼少の頃から競った。76年プロ入り。欧州ツアーに軸足を置きながら、米国ツアーに参戦。91年、マスターズ優勝。163センチと小柄ながら飛ばし屋として鳴らす。マスターズの最終ホール、左のバンカーを飛び越すビッグヒットで話題になった。米ツアーで8勝。欧州ツアー、その他計38勝をあげる。09年欧州シニアツアーの賞金ランク2位。

 

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