名手・達人の言葉

2009.04.08

ゴルフはラブ・アフェアみたいなもの。とことん真剣にならなければ、おもしろくない。そして本気で真剣になれば、心は千千乱れ、かきむしられる。──リー・トレビノ 今回は軟派路線で。

 この「言葉」に解説はいるまい。恋愛は一生にそう何度もするものではないが、ゴルフは身近なものだけに、数えきれないほど心かきむしられることに遭遇するわけだ。

 それなら真剣にならなければいいのにと思うのだが、それは門外漢の思うことで、やはり心底打ち込まなければ、ゴルフの真の愉しみは味わえない。

 ゴルフは恋愛によく喩(たと)えられる。『ティンカップ』というゴルフがテーマになった映画で、冴えないティーチングプロ役のケビン・コスナーが吐く言葉もなかなか味があった。

「ゴルフとセックスは、下手でもおもしろい!」

 なるほど。

 

■ リー・トレビノ
(1939年~)
米国・テキサス州生まれ。母親と祖母に育てられたトレビノは、家計を助けるため、小学生の頃からショートコースで働いていた。見様見まねでゴルフを覚え、当時は極端なフックボールを打っていた。しかし、60年、ベン・ホーガンの練習を見てからフェードヒッターに改造し、プロ入り。兵役で沖縄の基地にいて、レッスンプロをしていたこともある。65年テキサスオープン優勝。その後も故郷テキサス州エルパソでレッスンプロをしていたが、67年に夫人が内緒で全米オープンにエントリーし5位となり、翌年に優勝。ツアー通算29勝、メジャーは全米オープン、全米プロ、全英オープンを各2勝ずつで計6勝を挙げる。マスターズだけ獲っていないのだが、白人優越主義の強かった時代であり、積極的に出ようとはしなかった。

 

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