名手・達人の言葉

2008.02.27

スーパースターは“下積み”があってはなれないね。 尾崎将司

 これはジャンボ尾崎の「スーパースター論」である。

 つまり、スーパースターになるためにはプロ入りして、ルーキー1年目から一気呵成に頂点へとかけのぼらなくてならないと、尾崎は言いたいのである。

 例えば、アマチュアのタイトルを総ナメにして、鳴り物入りでプロ入りしたら、その年から頂点を目指す活躍をしなければ、自分の時代をつくるようなスーパースターになることはできないというのだ。

 もしそこで“停滞”して、何年かしてから活躍しても、それはただの一流選手で、時代を担うようなスーパーの形容詞がつく選手にはなれなというのである。

 その停滞のことを、尾崎は下積みと表現したわけだ。

 そういえば、今、世界ナンバーワンのタイガー・ウッズがまさにそうだったし、ちょっと古くは米国のファンを熱狂させたアーノルド・パーマー、帝王と謳われたジャック・ニクラスがそうであった。

 日本でいえばジャンボ自身がそうであったのは、万人の認めるところであろう。

 またそういう自負があるからこそ、吐ける「言葉」ともいえる。

 さて、石川遼が高校生の身ながら、プロゴルファーとなったが、女子の宮里藍に続く、スーパースターの道を歩めるかどうか、興味は津々として尽きない。

 
■尾崎将司
(おざき・まさし、1947年~)
1947年、徳島県に生まれる。幼年時から野球に熱中し、海南高では投手、4番バッターで甲子園選抜で優勝。卒業後プロ野球・西鉄ライオンズに入団するも、芽が出ず、プロゴルファーへ転身。70年プロテスト合格。そこから天賦の才能は花開き、遅咲きのライバル青木功とともに、日本のトーナメント隆盛の礎をつくった。08年2月の段階で勝利数113(海外1回)。賞金王になること12回。国内では圧倒的な数字を残している。何より驚かされるのは79年から7年ほど不振に陥ったが、そこから復活し、再び尾崎時代を出現させた。世界のスポーツ界でも稀有のことであろう。ただ画竜点睛を欠くのは、青木功が米ツアーで活躍し、殿堂入りを果たしたのに対し、海外参戦へは消極的であったことだろう。

 

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