名手・達人の言葉

2007.12.05

ゴルフをプレーし続ける限り、幸せの後に必ず悲しみが訪れる。 ボビー・ジョーンズ

 詩人や作家の言葉ではない。あの球聖の言葉である。

 これはジョーンズの名著『ダウン・ザ・フェアウェイ』からの抜粋であるが、ここにはゴルフの上達への含蓄ある示唆から、このような人生の心の襞(ひだ)に分け入るような「言葉」もキラ星のごとくちりばめてある。

 ただゴルフだけが上手かった天才ではないのである。

 英国の当代きってのゴルフ評論家、バーナード・ダーウィンはジョーンズのことを次のように語っている。

「ボビーが人々の心を惹きつけてやまないのは、誰より美しいスウィングや、飾らないマナーだけでなく、彼の中に真の人間性を発見したからである。冷たい機械ではなく、我々と魂の触れ合うゴルフ、生き方をしたからである」

 これが、「ボービー・ジョーンズ」なのだ。球聖と讃えられる所以なのだ。

 
■ボビー・ジョーンズ
(1902~71年)
米国ジョージア州アトランタ生まれ。父親がゴルファーで生家も庭がゴルフ場続きでもあり、5歳で自然にクラブを握る。14歳で全米アマに出場。その後、数々の選手権に優勝。特に1930年には世界の4大タイトル、全米、全英両オープン、両アマに優勝、年間グランドスラムを達成。この記録はいまだに破られていない。全英オープンに勝ち、祖国に凱旋した時は国民的英雄となった。これを契機にアマのまま引退。故郷アトランタに戻り弁護士活動のかたわら、オーガスタナショナルGCを設立、マスターズ・トーナメントを主宰。4大メジャーの一角を担っている。不世出の球聖として歴史にその名を刻む。

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