名手・達人の言葉

2007.02.21

OBとロストボールは天使の取り分さ リー・トレビノ

 リー・トレビノの全盛時はすごかった。

 何がって?
メジャー5勝した戦績もだが、
ジョークを吐き続ける舌の滑らかさがすごかった。

 野生児。陽気なメキシカン。
生まれ故郷エルパソで貧しい家庭に育ち、
キャディをしながら見様見真似でゴルフを覚え、
賭けゴルフで生計を立てていた。

 兵役で沖縄の米軍基地に赴任したが、
ベットの帝王として司令官以下、
兵隊全員がカモられたなんて話が
まことしやかに流布したものだ。

 ジョーク好きだが、ビッグマウスではなかった。
腕に女の名前の刺青もあって、
バンドエイドで隠してたっけ。

 元はエリート白人の招待競技だった
マスターズに長年出場せず、
唯一メジャーを獲っていないのも
トレビノらしい。

 そんな男のちょっとしゃれた
冒頭のジョークをお楽しみあれ。

 
■リー・トレビノ
(1939年~)
米国テキサス州生まれ。母親と祖母に育てられたトレビノは、家計を助けるため、小学生の頃からショートコースで働いていた。見様見真似でゴルフを覚え、その頃は極端なフックボールを打っていた。しかし、60年、ベン・ホーガンの練習を見てからフェードヒッターに改造し、プロ入り。兵役で沖縄の基地にいて、レッスンプロをしていたこともある。65年テキサスオープン優勝。その後も故郷エルパソでレッスンプロをしていたが、夫人が内緒で全米オープンにエントリー。ここからトレビノの成功物語が始まった。その全米オープンに5位となり、次の年には優勝。ツアー優勝29。シニア、各国優勝を含めると80勝近くになる。メジャーも全米オープン、全米プロ、全英オープン各2勝づつで計6勝。マスターズだけとっていないのだが、白人優越主義の強かった時代、積極的に出ようとはしなかった。殿堂入りも果たした。

 

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