名手・達人の言葉

2006.11.15

誰が、君にプレーしてくれと頼んだ?ベン・ホーガン

時は1967年、ライダーカップ。
ホーガンは米国チームのキャプテン。

その時のエースは人気実力とも抜群の
アーニーことアーノルド・パーマー。
そのパーマーが練習日に1日遅れてコース入りした。
しかも、愛用のジェット機でやってきて、
コース上空でアクロバット飛行まで披露。

このことだけでも≪アイスマン≫はカチンときていたらしい。

さらに、英国側が「スモールボールで試合を」の提案に
パーマーは腹をたて、ロッカー中に響く声で拒否したとき、
アイスマンの頭の上には湯気がたったのだろう。
冒頭の言葉をパーマーに投げつけたのである。

そして本当にパーマーを試合から外してしまったのだ。

当代随一の人気者を外したキャプテンに
メディアは、当然その理由を質した。
その時放った言葉もまたホーガンらしい。

「話すことはあるが、話したくない。
 責任者はいちいち説明などしないものだ」

プリンシプル(原則)を旨とした
ホーガンならではのエピソードである。

 
■ベン・ホーガン
(1912~1997年)
米国テキサス州生まれ。19歳でプロ入り。173センチ、74キロと小柄ながら稀代のショットメーカーとして、伝説的存在。全米オープン4回、マスターズ2回、全米プロ1回、全英オープン1回の優勝歴を持つ。圧巻は1949年、再起不能といわれるほどの自動車事故に遭いながら、奇跡のカムバックを果たしたことでも知られる。不屈の闘志、アイスマンと称された冷静沈着なプレーで、53年には全米、全英両オープン、マスターズと勝利し、同年グランドスラムのチャンスだったが、全米プロには重きを置かず不出場。もし出場してれば勝ってたといわれる。飛行機嫌いで、全英オープンも1回獲ったらやめてしまったほど。ボビー・ジョーンズと並び称される最強のゴルファーとされる。

 

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