名手・達人の言葉

2006.04.26

世界のなかで一番の嘘つきは、ゴルフをただ健康のためにやっていると言うやつだ。 トミー・ボルト

よくいますね、この手合いが。
大体が下手糞なやつ。

ほんとは上手くなりたいのだが、それを心のうち深くかくして、
さもゴルフは体にいいから仕方なくやってるんだと、
自分からわざわざ言い訳のようにいうやつが。

もちろん最初は健康のために、
散歩がてら歩けるからということで始める人もいるだろう。

しかし、そんな人は自分から言い訳のように言いはしないし、
またコースへ出始め、100をきるぐらいの腕前になりはじめると、
次は90台、いや80台へと病膏肓の世界へはいることがほとんどだ。

ゴルフにはそんな魔性が秘められている。

こんな嗜虐に満ちた言葉を残したのはトミー・ボルト。
『瞬間湯沸かし器』として知られ、
ミスをするとクラブを叩きつけるなど日常茶飯事だった。

また電光石火のごとく早いスウィングでも知られ、
「早く打てば悩む時間がなくなってミスも少なくなる」
 と涼しい顔をしていた。

時の王者、ベン・ホーガンも
「ボルトの体に感情を抑える別の頭をねじ込むことができたら、
彼は史上もっとも偉大なプレーヤーになっていたはずだ」
 と評したという。
 

■トミー・ボルト
(1918年~)
米国オクラホマ州生まれ。ゴルフはキャディをしながら覚える。第2次世界大戦では軍に所属。退役してから建設業に従事したのち、32歳でPGAツアーに参加。ツアーでは15勝をマーク。圧巻は51年の全米オープン。ボルト40歳。最終日は35度をこす猛暑のなか、36ホールがおこなわれたが、G・プレーヤーに4打差をつけてメジャー勝利。短気な性格として知られ、『瞬間湯沸かし器』『噴火屋』などのニックネームがあった。02年ゴルフ殿堂入りも果たした。

 

ゴルフ名言集へ ≫≪ ゴルフコラムTOPへ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

運営会社 | プライバシーポリシー