名手・達人の言葉

2005.11.30

死ぬ気で目標を定めなさい(テイク・デッド・エイム)  ハーヴィー・ペニック

トム・カイトやベン・クレンショーを育てたコーチとして知られるハーヴィー・ペニック。その彼が、やはり教え子であり、全米女子オープン・プレーオフに臨むベッツィ・ロールズに宛てた一行だけの電報の内容である。

いったんボールに向かってアドレスしたら、その瞬間、そのボールを打つことがその人の人生の最も大切なことだということ。そして目標とする物を見つけ、それに狙いを定める以外には何も考えてはいけないことを師は静かに諭したのである。

ロールズは見事にプレーオフに勝つのである。

ペニックほど教え子達から慕われたコーチもいまい。カイトが全米オープンに勝ったときは一番最初に謝辞を呈したし、クレンショーがマスターズに勝ったときは、この勝利を亡き師に捧げると涙ながらに語ったものだ。

コーチ冥利に尽きるといえよう。
 
(『ゴルフレッスンの神様』 ハーヴィー・ペニック/パド・シュレイク著/本條強訳/日本経済社刊、より抜粋)
 

■ハーヴィー・ペニック
(1905~1995年)
バイロン・ネルソンらとツアープロとして活躍したあと、全米初のティーチングプロとなる。テキサス大学のゴルフ部コーチを長く務め、同校を全米屈指の強豪校に。トム・カイト、ベン・クレンショーらを育て、男女多くのツアープロにも多大な影響を与えた。

 

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