名手・達人の言葉

2005.06.08

ハンディ30の人はゴルフをおろそかにし、ハンディ20の人は家庭をおろそかにし、ハンディ10の人は仕事をおろそかにする。そしてハンディ5の人は、すべてをおろそかにする ――デイビッド・ロイド・ジョージ

ロイド・ジョージはご存知のように、イギリスの伝説的政治家だが、ゴルフへのこうした諧謔の名言を数多く残している。
次の言葉もそうだ。少し長いが引用してみよう。


「ゴルフはいちばん下手な者がいちばん得をする唯一のゲームだ。下手なほど多く練習ができ、多く愉しむことができる。なぜなら上手いプレーヤーはわずかなミスにもくよくよするが、下手な者はくよくよするにはあまりにミスが多すぎて、その時間がない」


説明は要しないだろう。
えっ、だから自分は上手くなりたくないんだって?
そう、筆者もそのクチです!

 

■デイビッド・ロイド・ジョージ
1863~1945年。イギリスの第一次世界大戦の政治家。困窮から大学ヘもいかず、弁護士で身をおこし下院議員から蔵相、ついには首相の座へのぼりつめた。日本もモデルにした健康保険など、社会保障制度の礎を築いた。反面、首相の地位を利用して財を成し、ヒトラーを評価し、巧みな弁舌で大衆を鼓舞して大戦を乗り切り、ポピュリストともいわれた。一匹狼で女性関係も華やか。ゴルフの腕前のほどはさして伝わっていないが、伯爵までなったのだから、相当コースにも出たのだろう。ゴルフでのこの諧謔の言葉の見事さは、特異な人格形成をしたなかから生まれた、物事を鋭く分析する視点で生み出されたといえる。

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