名手・達人の言葉

2005.04.27

過ぎた失敗は忘れ、目の前のショットに専念し、次のチャンスに賭ける  ――ジャック・二クラス

ゴルフ競技者にとって、スコアをつみあげていくための永遠の真理ともいうべき言葉であろう。
そして文字にしてみると当たり前のことのように聞こえる。


しかし、その当たり前のことを実現することのいかに困難なことか。
ボールを打つというスキルとは別に、心の自己抑制というものが必要だからだ。


メジャータイトル20を獲り、20世紀最高のゴルファーと謳われた二クラスは、
この概念をどのゴルファーより実現したといえよう。


現在はタイガー・ウッズが二クラスに追いつけるかどうかが話題にのぼるが、
そのタイガーは自らに『10ヤードルール』を課しているという。


ミスをしたあと10ヤード歩く間に自己抑制を働かせ、過ぎた失敗にして、
次のショットに専念するための心の準備をするためである。

 

■ジャック・二クラス
1940年、米国オハイオ州生まれ。10歳でゴルフを覚え、12歳から5年連続で州ジュニア選手権優勝。神童と呼ばれ、その後も全米アマ2勝して、61年プロ入り。そして翌年にははやくも全米オープン優勝。そのときはヒーロー、A・パーマーを破っての勝利で、太ってもいて敵役となった。しかし72年には巨漢からスリムへ、GIカットから長髪へイメージチェンジを果たし、帝王とよばれる道をひた走った。ツアー73勝。シニア他32勝。なかでも4大メジャー勝利数18は未だ破られていないし、同じく4大メジャーでの2位も19回と圧倒的。もちろんグランドスラマーで、殿堂入りも果たしている。20世紀最大のゴルファーにも選ばれている。

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