名手・達人の言葉

2005.02.23

ゴルフは左手のゲームである  ――ボビー・ジョーンズ

 ゴルフスウィングは右手が主か、左手が主かという論議はその昔からあった。

 1920年代のボビー・ジョーンズでさえ「古典派のプロ達はゴルフのストロークは左手ですると主張していたが、私も同感だ。左手でショットをしたと感じたときは、球筋は飛球線ラインを外れたことはなかった」との言葉を残してるくらい、長い論議をしてきた。そしてこのジョーンズの言葉によって、一応のケリがつき、現在に至っているようにみえる。

「ゴルフは左手、との実感はイギリス・サニングデールの練習ラウンドを66でまわったときだ。このときアイアンのコツというものを体得したが、そのコツとは左手で打ちつらぬくということだ」とジョーンズはコメントしている。

 結局は両方の手で打っているのだが、右手が勝ちすぎると曲がるのは事実。右手がパワー、左手が舵(方向)をつかさどるは常識になってきた。右利きゴルファーにとって、強い右手より、なお強い左手をつくることがこの名言の示唆するところなのだろう。

 

 

■ボビー・ジョーンズ
1902~71年。米国ジョージア州アトランタ生まれ。父親がゴルファーで生家も庭がゴルフ場続きでもあり、5歳で自然にクラブを握る。14歳で全米アマ出場後、数々の選手権に優勝。特に1930年には世界の4大タイトル、全米、全英両オープン、両アマに優勝、年間グランドスラムを達成。この記録はいまだに破られていない。全英オープンに勝ち、祖国に凱旋した時は国民的英雄となった。これを契機にアマのまま引退。故郷アトランタに戻り弁護士活動のかたわら、、オーガスタナショナルGCを設立、マスターズ・トーナメントを主宰。4大メジャーの一角を担っている。

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