名手・達人の言葉

2004.09.07

kotoba20040708

稀代のショットメーカー、ベン・ホーガンはアイスマンのニックネームもあるとおり、冷静沈着・無口の人で常に完璧を求めた。親善試合でも同伴競技者がただオンしただけでは何もいわない。ピンが左にきってあってドローボールで攻めた時のみ「グッド」と発し、1ラウンドでその一言だけだったというエピソードも。

そういうホーガンだけにプレーに無駄口は必要ないし、弁解など聞き苦しいというわけだ。またその弁解を聞きつけた同伴競技者は、気を遣って慰めをいわなければならなくなったりする。同伴競技者にとってもはた迷惑なのである。

日本アマチュア選手権に6回勝ち、アマ界の至宝とうたわれた故中部銀次郎氏もいっている。「ゴルフで余計なことは、いわない、しない、考えない」。そういうことが上達を助けると。無駄口、弁解の類は百害あって一利なし。

 

■ベン・ホーガン
1912年、米国テキサス州生まれ。19歳でプロ入り。173cm、74kgと小柄ながら稀代のショットメーカーとして、伝説的存在。全米オープン4回、マスターズ2回、全米プロ1回、全英オープン1回の優勝歴を持つ。圧巻は1949年、再起不能といわれるほどの自動車事故を負いながら、奇跡のカムバックを果たしたことでも知られる。不屈の闘志、アイスマンと称された冷静沈着なプレーで、53年には全米、全英両オープン、マスターズと勝利し、同年グランドスラムのチャンスだったが、全米プロには重きを置かず、不出場。もし出場してれば勝ってたといわれる。飛行機嫌いで、全英オープンも1回獲ったらやめてしまったほど。1997年死去。ボビー・ジョーンズと並び称される最強のゴルファーとされる。

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