名手・達人の言葉

2004.09.01

kotoba20040701

かの球聖の言葉である。ジョーンズはさまざまの含蓄ある言葉を残しているが、なぜこれをとりあげたかというと、それは、48歳の倉本昌弘が12アンダー59の日本新記録をうちたてたことに、この言葉がなるほどとうなづかされるからだ。倉本は言う。

「なぜ、ぼくの全盛期に出なかったんでしょうね。どんなスポーツでも、記録は絶頂期に出ます。それが48歳で思い出したように出て。しかも次の日は普段のスコア。優勝もプレーオフの末ですから」。同じ人が同じスウィングをして、1日違えばかくのごとし。

「生涯最良の日」はいつどこに現れるか、何日続くか、神のみぞ知る。それには日頃から、ただフィジカルな練習だけでなく、精神的思索を練り、待つしかない、と球聖はいうのだ。まことにゴルフは摩訶不思議なスポーツである。

 

■ボビー・ジョーンズ
1902年、米国ジョージア州アトランタ生まれ。父親がゴルファーで生家も庭がゴルフ場続きでもあり、5歳で自然にクラブを握る。14歳で全米アマに出場。その後、数々の選手権に優勝。特に1930年には世界の4大タイトル、全米、全英両オープン、両アマに優勝、年間グランドスラムを達成。この記録はいまだに破られていない。全英オープンに勝ち、祖国に凱旋した時は国民的英雄となった。これを契機にアマのまま引退。故郷アトランタに戻り弁護士活動のかたわら、、オーガスタナショナルGCを設立、マスターズ・トーナメントを主宰。4大メジャーの一角を担っている。1971年没。不世出の球聖として歴史にその名を刻んでいる。

ゴルフ名言集へ ≫≪ ゴルフコラムTOPへ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

運営会社 | プライバシーポリシー