数字の部屋

2014.05.28

日本女子ツアー、1日で最も多かったギャラリー数は?

日本女子ツアー、1日で最も多かったギャラリー数は?

国内女子ツアーがこんな展開になるなんて誰が想像したでしょう。4月のKKT杯バンテリンレディスで15歳のアマチュア・勝みなみが勝利すると、その後は毎週のようにアマチュアがV争い。プロはきっと枕を高くして寝られない!?

「これまでは日本勢VSアジア勢の勝負が見どころだと思われた女子ツアー。まさかプロVSアマチュアの展開とは。私もびっくりしたわ」

原因はどこにあるのでしょう?

「今の女子アマチュアは非常に選手層が厚く、みなみちゃんクラスの選手が何人もいるといわれているの。彼女が勝利したことで、誰もが“私にも出来る”と感じたのではないかしら」

みなみちゃんの勝利が彼女たちの闘争心に火をつけたわけですね。

「その通り。もちろんプロだってレベルはアップしているから、今の状態が長く続くかどうかは分からないけれど、ツアーはこれまでにない盛り上がりを見せている。今年は女子ツアーにとって節目のシーズンといえそうね」

KKT杯バンテリンレディス翌週のフジサンケイレディス以降は入場者数が前年よりも軒並みアップ。中でもワールドレディスはみなみちゃんが出場したこともあって、4日間のギャラリー数が昨年と比べて8190人も増えたそうです。人気は上々です。

「そんな女子ツアーにも苦難の時代があって、98年~04年はギャラリーの減少やTV視聴率の低迷に関係者は頭を痛めていた。その危機を救ったのが宮里藍ちゃん。18歳のアマチュアだった03年にミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンで優勝してプロ転向。その後は藍ちゃん世代の活躍でギャラリー数が増えていったわ」

ギャラリー数は人気のバロメーター。スター選手が試合を面白くすれば大勢のお客さんが足を運びます。

「新人くんは、過去の女子トーナメントで最も多くギャラリーが集まった試合って知ってる?」

というわけで88年のツアー制度施行以降で一番入場者数が多かった試合を開催日ごとに調べてみました。

結果はというと、89年の秋に開催された東海クラシックの最終日。この日は何と2万6720人のギャラリーが集まったそうです。昨季の女子ツアー、36試合の最終日の平均ギャラリー数は5978人ですからその凄さが分かります。もっともこの試合は男女共催で行われていたことから多くの観客を集めました。さらに、女子では岡本綾子がプレーオフの末に優勝。小林浩美や平瀬真由美といった当時の人気若手選手も上位に入って試合を盛り上げました。

「とりわけ平瀬選手はこの試合の前週にツアー初Vを果たしたばかりの新星で注目度は抜群だった。みなみちゃんもこの後はツアーをリードする存在へと成長するはずよ」

いつの時代もファンが待望するのはニューヒロイン。そういう点からすると今の女子ツアーは最高に面白い。この最多ギャラリー記録が更新されるのは遠い将来ではないかも知れません。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

運営会社 | プライバシーポリシー