数字の部屋

2014.05.08

2014年の女子ツアーでアマチュアのトップテン入り率は?

2014年の女子ツアーでアマチュアのトップテン入り率は?

さきごろ、4月のKKT杯バンテリンレディスオープンで最年少優勝者の記録を更新する大記録が生まれました。達成したのは高校1年生のアマチュア、勝みなみ。ニューヒロインの誕生でツアーはますます面白くなりそうです。

「勝みなみ選手の15歳293日のツアー優勝は、これまで最年少優勝記録保持者だったキム・ヒョージュの16歳332日(12年・サントリーレディス)を更新する結果となったわね。これは、宮里藍が03年のミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンで記録した18歳101日の日本人最年少V記録をも塗り替えたことになるわ。これからが楽しみね」

 バンテリンレディスでは、15歳とは思えない度胸のよさが光りました。彼女は12年の九州女子アマでも13歳328日の大会最年少優勝を果たしていて、その年からプロツアーに挑戦しています。プロツアー参戦後、2012年度は25位タイ(西陣レディス)、74位タイ(スタンレーレディス)といずれも成績がふるいませんでしたが、2013年度は4戦予選通過し、いずれも30位以内に食い込みました。

「着々と成績をのばし、今年はついに優勝を勝ち取ったというわけね。それにしても、勝選手だけでなく、特に今年はアマチュア選手の活躍が目立っているわね」

 まさにその通りです。今年は開幕してまだ10戦ですが、予選を通過したアマチュア選手がのべ14人。そのなかでも勝みなみをはじめ、森田遥や柏原明日架、堀琴音、永井花奈らのべ7人がトップテン入りしています。

「ということは、予選通過したうちの約半数がトップテン入りしたということになるわね。以前の記録はどうだったのかしら?」

 10年前の記録にさかのぼってみます。当時は、31試合中のべ31人が予選通過しており、トップテン入りしたのはのべ9人。約29%のアマチュア選手がトップテン入りを果たしています。そのなかには、いまや常にトップを争う横峯さくらや諸見里しのぶ、宮里美香、金田久美子ら錚々たる選手の名前が連なっています。そんな時代と比べても、今年は驚異のペースです。

「しかも、先週末開催されたサイバーエージェントレディスでは、3人のアマチュア選手が10位以内に入っているというからすごいわ」

 ちなみに、いまから5年前の2009年度は、34試合中34人が予選通過。そのうちのべ4人がトップテン入りしていて約11%。2011年度は22人ものアマチュア選手が予選通過したものの、川岸史果選手(マスターズGC7位タイ)のみ。2012年度は、比嘉真美子(スタジオアリス3位、中京テレビ・BS9位タイ)や最年少優勝記録を更新したキム・ヒョージュの2名。2013年度もいまや世界で活躍するリディア・コー(ワールドレディス4位タイ)と髙橋恵(富士通レディス3位タイ)の2名のみという記録になります。これらの数字からみても、今年は特にアマチュア選手のランクイン率が高いことがわかります。

「記録を大更新した勝みなみを筆頭に、今年は若手選手の活躍が期待できそうね。ちなみに、今週末のワールドレディスの予選ラウンドでは、勝選手は宮里藍選手と同組でまわったそうね」

 宮里藍選手も、アマチュア時代は2003年のミヤギテレビ杯で優勝していますね。2人の記録保持者対決はもちろん、今後のアマチュア勢がどんな戦いを繰り広げるのか楽しみですね。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

運営会社 | プライバシーポリシー