数字の部屋

2013.10.30

この10年でギャラリーはどれくらい増えた?

 この10年でギャラリーはどれくらい増えた?

僕の叔父は仕事を引退して、今はゴルフ三昧。その叔父がぼやいていました。最近は女性サービスやジュニアサービスはあっても、シニアサービスを行うゴルフ場が減っていると。

「きっと高齢化の影響ね。ここ数年、平日のゴルフ場で見かけるゴルファーの大半は年配者。シニア向けのサービスを用意してもゴルフ場にメリットがないのかも」

最近、雑誌やネットで“2015年問題”という言葉を見かけます。これまでゴルフ市場を支えてきた団塊の世代が高齢者になり体力的な理由でゴルフをリタイアする。ゴルフはこれからどうなるのでしょう?

「今時のシニアはとても元気だし、クラブやボールも機能が向上しているから2015年になってすぐにゴルファー人口激減なんてことはないでしょう。ただし新しいゴルファーを創り出すことは急務よ」

どうすればいいのでしょうか?

「やるべきことはいろいろあるけれど、一番効果があるのはやっぱりスタープレーヤーの登場ね。観る人に“カッコいい”とか、“すごい”とか思わせると、誰もがゴルフをやりたくなるはずよ」

確かに石川遼や宮里藍の活躍に刺激されて、ゴルフを始めた子供は少なくありません。

「彼らの登場で、それまで低迷していたプロツアーが活気を取り戻したってわけ」

遼くんや藍ちゃんの登場が、どれくらいツアーを変えたのでしょうか? そのバロメーターのひとつといえるのが1年間の総ギャラリー数。昨年と02年の数字を調べてみます。

分かりました。まずは男子です。02年の47万8042人に対して昨年は48万1769人で3727人増えました。この数字だけを見ると微増に思えますが、02年は29試合だったのに対して昨年は25試合。1試合当たりの平均は02年が1万6484人、去年は1万9271人です。この10年の中で注目なのが石川遼が15歳のツアー優勝を果たした07年とその翌年のデータです。遼くんが登場するまで男子ツアーのギャラリーは減少傾向で07年は40万4096人(24試合)。ところが彼がプロ転向した08年は52万515人(25試合)と激増しています。

一方女子は、02年の26万6269人(31試合)から昨年は51万261人(35試合)で何と24万3992人増。こちらも人気低迷の時期がありましたが、宮里藍がツアー本格参戦した04年がターニングポイントになりました。

「今年は松山英樹というニューヒーローが登場したわ。主戦場が米ツアーなのが国内のファンにとってはちょっと残念だけど、みんなをアッといわせるようなプレーを見せて欲しいわね」

それがゴルフの活性化につながりますから。

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