数字の部屋

2013.03.28

【マスターズ特集】 勝つには平均何回の出場が必要?

droom130328

 石川遼が米ツアーで苦しんでいる。今季はこれまで8戦して予選通過は3回。このまま沈んでしまうのか、それとも足がかりをつかむことができるのか。頑張れ、遼くん!

「特別招待での出場が決まっているマスターズもちょっと心配ね。特別招待が発表された1月には、(出場権獲得となる)3月末での世界ランク50位以内を目指していたけれど、現時点でランクは104位だし……」

いやいや、今年で5年連続5回目のマスターズですから、これまでの経験で上位入りがあるかもしれませんよ!

「“ガラスのグリーン”と呼ばれる高速グリーンやオーガスタの地形と自然が生み出す微妙な風。これを読み切るには、確かに経験が必要といわれるのよね。実際に、初出場で優勝した選手がほとんどいないの。タイガー・ウッズの初優勝は97年で、この時が3回目の出場。またジャック・ニクラスは63年に5回目出場で初優勝よ」

スーパースターでも勝利するには時間がかかる、それがマスターズなんだ。それにしても歴代のチャンピオンたちは、平均何回目の出場で初優勝しているのでしょうか? 興味深いので調べてみます。
わかりました! マスターズの優勝経験者はこれまで47人。彼らは平均6回目の出場で、初めての優勝を果たしています。

「世界のトッププレーヤーでも、勝利するにはそれだけの月日がかかる。ベン・ホーガンやサム・スニード、ミケルソンらの名手も初勝利までに10回以上要しているのよ。さすがオーガスタ、手厳しいわね」

歴代チャンピオンの中で、初優勝まで最も回数を要したのはマーク・オメーラです。15回目の出場だった98年に初Vを果たしました。これとは逆に初出場・初優勝を遂げたのは、第1回大会のホートン・スミスと2回大会のジーン・サラゼン、そして79年大会のファジー・ゼラーの3人です。

「ちなみに初出場・初優勝は全英OPで9人、全米OPで5人、全米プロで8人だから、同コースで行われるマスターズが経験者に有利なのは確かといえそうね。それにしてもスミスとサラゼンの勝利はごく初期のものだから参考記録のようなものだけれど、ゼラーの記録は目を引くわね」

この時のゼラーは、トム・ワトソン、エド・スニードと、マスターズ史上初のサドンデス・プレーオフを制して勝利しています(それまでのプレーオフは翌日に18ホールをプレー)。ゴルフファンにとっては記憶に残る勝利というわけです。

「記録と記憶に残る勝利、というわけね。今年もそんなドラマがあるかしら?」

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