数字の部屋

2012.11.08

10年間で、平均飛距離はどれだけ伸びた?

droom121108

 男子ツアー、今年の賞金王争いはひと味違う。現在トップが藤田寛之、2位が谷口徹とベテランの活躍が目立っていて、さらに激戦。目が離せそうにない。

「これからはシード権争いも熾烈になるから、わたしはそこも注目しているわ。賞金ランク70位前後の当落線上にいるプレーヤーにとっては、一戦一戦がまさに真剣勝負よ」

もうひとつ、飛距離に憧れる僕が気になっているのは、ドライビングディスタンスのランキングです。現在首位は額賀辰徳で、今季これまでの平均飛距離は307.69ヤード。過去10年を見ると、2004年の小山内護の306.82ヤードが最高ですが、このままいけば額賀選手はこの記録を上回ることになるんですよ!

「クラブの進化と、選手の努力が生みだす大記録ね。ところで、プロの世界ではこの10年でどれくらい飛距離が変わったのか、気にならない?」

ものすごく気になります! ということで、今回は2002年から2012年(マイナビABCチャンピオンシップ終了時点)までの、ドライビングディスタンス上位50人の平均飛距離を調べてみました。それによると2002年の286.06ヤードに対して、今季は290.85ヤードで4.79ヤードアップしています。

「4.79ヤード……小さなようで、大きな違いを作りそうな数字ね。とくに、プロの世界では。以前、米ツアーと日本ツアーの飛距離を比べたときを思い出すわ」

ちなみに今年の290.85ヤードは2002年以降で最高の数字です。また、最低は2008年で284.96ヤード、この年ランク1位だった津曲泰弦の296.08ヤードも、歴代ランク1位の中ではもっとも低い数字でした。

「この10年で300ヤードを超えた選手は、小田龍一、小山内護、佐藤えいち、K・バーンズと額賀辰徳の5人だけ。彼らこそ“真の飛ばし屋”ね」

さらに、今回の調査で印象的だったのがブレンダン・ジョーンズと小田龍一、小林正則の3選手です。2002年と今年の両年、ドライビングディスタンスでトップ10入りしています。

「有望な選手が次々現れるツアー界で、トップクラスであり続けるのは容易じゃないわ。彼らには、これからもダイナミックなゴルフを見せてほしいわね」

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