数字の部屋

2012.02.16

プロ人口の多い都道府県、そのプロ密度は?

droom120216

 金欠病が今月も始まりました。原因がゴルフの練習。金欠の間は行きたいのを我慢しているから、給料日直後の久々の練習では思い切りボールを打つ。知らず知らずのうちに力んでしまい、球は右へ左へと飛んでいく。こんなはずはないと次々ボールを打ち続け、気がついたら練習代は1万円超……。

「計画性のなさは相変わらず。いつもは元気な新人くんだけど、給料日前はまるで抜け殻。もう少しペース配分を考えることね。とはいえ、東京のゴルフ練習場事情ってやっぱり厳しい。他県と比べるとボール代は高いし、練習場は数が少なくて狭いわけだから。練習場のプロが『東京はゴルファーが育ちにくい所』と話していたのを思い出すわ。人口密集地域だから仕方ないけど」

なるほどそうかもしれません。それでは、ゴルファーが育ちやすい県はどこでしょう? 今回は“プロ密度”ということで考えてみます。昨年レギュラーツアーで獲得賞金があったプロゴルファーを出身の都道府県ごとに分け、その人数を各都道府県の人口で割るという方法で調べてみました。
その結果、プロ率が最も高かったのは熊本県。出身のプロは不動裕理選手や有村智恵選手、藤島豊和選手ら20人。これを熊本県の人口181万7426人で割ると0.001100%。女子プロが12人を占めているのも興味深いです。

「やはり1位は熊本か。ジュニア育成に力を注いでいるだけに、その効果は数字にもはっきり表れているわね。ジュニア育成で有名な坂田信弘プロの“坂田塾”も熊本から始まったのよね」

2位は宮里藍選手らの出身地、沖縄県の0.000790%(=プロ11人÷人口139万2818人)。ちなみに東京はプロ18人÷人口1315万9388人の0.000137%で47都道府県中、26位でした。

「沖縄も、藍ちゃんを端緒に、諸見里しのぶ、宮里美香など、多士済々な面々が輩出しているわ。去年のダイキンに出場したアマチュア、新垣比奈ちゃんなどジュニアも育ってきている。東京は思ったよりも高い順位ね。育成のためのシステムや情報が充実しているのかも」

意外と高かったのが徳島県(3位)と高知県(5位)。どちらも人口は70万人台と少ないのですが、上位に来ている。徳島はジャンボ尾崎選手らジャンボ兄弟の影響でプロを目指す子どもが増えているのかも。こうして数字を比べると、各都道府県のゴルフ熱が分かるようで面白いですね。果たして10年後はどうなっているでしょうか?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

運営会社 | プライバシーポリシー