数字の部屋

2012.02.02

米ツアーVS日本ツアー、賞金ランク上位50人の平均飛距離は?

droom120202

 寒い日本とは違って、アメリカは男子ツアーが始まっています。昨年はルーク・ドナルド選手が大活躍。今年はどんな展開になるのでしょうか? とても楽しみです。

「PGAツアーは序盤から見どころがいっぱい。復活が期待されるタイガー・ウッズは2月のAT&Tペブルビーチプロアマで今季のPGAツアーをスタートさせる。また石川遼くんは、今年のマスターズ出場権獲得をめざして奮戦中。3月のアーノルド・パーマー招待までに世界ランク50位以内に入れば4年連続のマスターズ出場となるわね」

PGAツアーは世界最高の舞台。思い通りの結果を残すのは決して容易じゃないけれど、がんばってほしいですね。ところでいつも思うんです。日本ツアーで活躍している選手も、米ツアーでは苦戦を強いられることが多いですよね。日米のツアーのレベルの違いってどこにあるのでしょう。

「それにはいろいろ原因があるわね。まず考えられるのはパワーの違い。米ツアーにはドライバーで300ヤード超のショットを放つ選手がざらにいるわ」

日米ツアーのパワーの違いってどれくらい? そうだ、昨シーズンの日米両ツアー賞金ランク上位50人のドライビングディスタンスの平均値を比べてみよう!
分かりました。米ツアーの293.44ヤードに対して日本ツアーは281.52ヤードで、その差は11.92ヤードです。

「コースや環境の違いがあるので、一概に米ツアーがすごいとは言えないけれど、興味深い結果ね。個人記録も知りたいわ」

米ツアーの賞金ランク上位50人の中で、平均飛距離が300ヤードを超える選手は8人。最高平均距離はダスティン・ジョンソン選手の314.2ヤードでした。一方の日本ツアーは300ヤード超の選手がゼロ。カート・バーンズ選手の平均299.16ヤードが最高。日本人選手に限ると、諸藤将次選手の298.9ヤードです。

「日米の差は11.92ヤード。同じホール(パー4)でプレーしたと仮定すると、米ツアーの選手の方がセカンドショットで1番手短いクラブでグリーンを狙えることになる。クラブが短い(=ロフトが大きい)分だけ、止まるボールが打てるわけね。この差はとても大きいわよ」

ちなみに、遼くんは290.8ヤード。日本ツアーならば7位の数字だけれど、米ツアー勢と比較すると31位。確かに、思っていた以上に差はありそうです。

「でもジュニアのゴルファー層が厚くなった日本でも、今後はその差を埋めるパワフルな若手が次々と登場するかもしれないわ。それにね、ひとつ興味深い数字があるの。米ツアー賞金王のルーク・ドナルドは284.1ヤード。日本ツアーでも22位という結果。飛距離がなくても、やり方次第で勝負になるのよ」

それでも飛距離を求めるか、技で勝負するか。悩ましいけれど、ここをクリアすれば活路が見出せそうです。

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