数字の部屋

2011.12.22

2011年、最難関ホールの難易度は?

droom111222

 今年を締めくくった、日本ツアー最終戦のゴルフ日本シリーズJTカップ。石川遼選手の今季初優勝が期待されましたが、最後に見せ場を作ったのは昨年もV争いを繰り広げた藤田寛之選手と谷口徹選手のベテラン勢でした。

「藤田寛之選手は大会2連覇。粘りのゴルフはお見事ね」

それにしても面白いなと思ったのが17番ホールのパー5です。藤田選手はこのホール、15mのパットを沈めてイーグル。そして最終組の谷口選手はバーディですから、優勝争いの鍵となったような気がします。

「あのホールはセカンドが打ち下ろしということもあって、多くの選手が2オンを狙う。今回の17番の平均スコアは4.286。大会3日間(3日目は悪天候で中止)に延べ84人の選手がプレーし、そのうちの60人がバーディか、イーグルを奪っている。ちなみに4.286(=Par5-0.714)は、今季ツアーの舞台となった450ホール(年間25試合×18ホール)の中で最も低い難度よ」

それなら、その450ホールの中で最も難度が高かったのはどのホール? そのホールの平均スコアは? 調べてみます。
分かりました。フジサンケイクラシックが開催された、富士桜カントリー倶楽部の5番ホールです。

「グリーンの左に池が広がる左ドッグレッグホールね」

はい。普段はパー5のホールですが、トーナメントでは501ヤードと距離のあるパー4として使用されました。大会は台風の影響で2日間競技になってしまいましたが、平均スコアは4.731(Par4+0.731)。延べ223人の選手がプレーし、バーディはわずか7人。一方、ボギーは88人でダブルボギーが33人。トリプルボギー以上の選手が5人いました。

「2日間ともバーディをとっているのは小田龍一選手だけ。優勝した諸藤将次選手は2日間ともパーセーブ。遼くんは2日目にダボを叩いているわ」

なにしろ、ボギー以上の確率が56.5%ですから。ここでも2日目にバーディをとっている藤田寛之選手は、さすが業師です。

「もちろん荒天の影響はあったでしょうけれど、ツアープロですらその成績というのだから、驚くべき難関ホールね。どう? 新人くん、プレーしてみたいと思う?」

えっ? ど、どうかなぁ……ちょっと怖いかも。いくつくらい叩くんだろう。

「ほらっ、“叩く”って考えた時点で負けなんだからねっ」

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