数字の部屋

2011.12.01

世界最長パットは何メートル?

droom111201

 今年のツアーも今週のゴルフ日本シリーズJTカップが最終戦。注目はやはり三井住友VISA太平洋マスターズを制した松山英樹選手だ。あれだけの大器だから、アマチュアでの日本シリーズ優勝という快挙だって夢じゃない。

「日本シリーズといえば、記憶に残っているのが91年大会の尾崎直道選手ね。実はこの時、大会前日に尾崎兄弟のお父さんが亡くなった。でも賞金王がかかっていた直道選手は涙をこらえて出場して見事優勝したのよ。

最終日、直道選手のプレーはまさに神がかりだった。20メートルはあろうかというロングパットを次々と決める。ボールがまるで磁石に吸い寄せられるみたいにカップに沈んでいく。何か仕掛けがあるんじゃないの? と疑いたくなるくらいすごかったわ」

“Putt is money”と言われるほどパットは重要。それがロングパットが決まったなら誰もがエキサイトしますよね。これまでのトーナメントでのカップインした最長パットってどれくらいなのでしょうか? 調べてみます。

分かりました。92年にニック・プライスが全米プロゴルフ選手権で沈めた33.5メートルが世界最長記録。ギネスにも登録されているそうです。

「92年のニック・プライスの平均パット数(パーオン時)は1.761、PGAツアーで22位タイ。当時のベストはマーク・オメーラの1.731だから、飛び抜けた数字ではないのよね。“とにかく入れる”というよりは、94年の全英オープンで決めた15mのイーグルパットのように、ロングパットに強いというイメージがあるわ」

平均パットだけなら、今年の石川遼選手は1.706ですから、明らかにこちらが上回っているんですけれどね。

「それもゴルフの面白さ。ちなみに、ジャック・ニクラスも、64年のトーナメント・オブ・チャンピオンズで同じ33.5メートルのパットを入れたという記録があるそうよ」

僕なら絶対3パット、いや、4パットする距離です。こうして自分のパッティングを思い浮かべるだけで、この記録のすごさが分かります。

「新人くん、4パットはちょっとやばいかも」

……。努力します。

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