数字の部屋

2011.11.24

賞金女王、最も僅差だったのは?

droom111124

 落葉、木枯らし、初氷。これからのゴルフは防寒対策が欠かせない。ついこの間まで半袖でプレーしていたのが嘘みたい。時間が経つのは早いなあ。

「ほんとうね。日本のツアーもいよいよ大詰め。女子は今週のLPGAツアーチャンピオンシップ・リコーカップが今季最終戦。今年の女子ツアーは実にいろんなことがあったわね」

東日本大震災の影響で4試合が中止。震災はとても悲しい出来事でした。その一方、東北の復興支援のための活動を積極的に行う有村智恵選手が7月のスタンレーレディス初日にアルバトロスとホールインワンの大快挙を達成。

「例年、最終戦を迎えて話題になるのは賞金女王争い。智恵ちゃんも大健闘したけれど、今年はアン・ソンジュ選手が2年連続賞金女王ね」

アン選手は去年も賞金ランク2位の横峯さくら選手に4300万円余りの差をつけています。ファンとしては、他の選手がもう少し頑張って、賞金女王争いが熾烈になる方が面白いのですが……。そういえば、女子ツアーでこれまで最も僅差で賞金女王に輝いたのは誰なんだろう? その差はいくら? 調べてみよう!
分かった。1975年の樋口久子選手は獲得賞金が842万8233円。2位の山崎小夜子選手にわずか5万483円差で賞金女王になっています。これが最僅差の賞金女王です。

「山崎小夜子選手は、その年の女子プロ選手権も勝っている実力派だったけれど、どうしても賞金女王には届かなかった。賞金ランク2位がなんと、4回。3位が1回、5位が2回よ」

わずかな差で敗れる……どんな気持ちだったんだろう。

「75年は試合数がわずか18。今とは賞金額も違うけれど、激しい女王争いが繰り広げられたのは間違いない。ちなみに、当時の大卒初任給は約9万円。5万円を今の貨幣価値で言えば、10万~12万円くらいの感覚よ」

緊迫した賞金女王争いといえば、記憶に新しいのが2008年です。あの時は最終戦のリコーカップで古閑美保選手が土壇場で大逆転。大会勝利のみならず、約120万円の差で賞金女王のタイトルを獲得しました。大喜びする古閑選手の姿が印象的でした。

「まさかの展開とはあのことね。古閑選手には失礼だけど、試合が終わる直前まで彼女の優勝と賞金女王は私の頭になかった。それだけに感動したわ」

ゴルフは何が起こるか分からない。あれは、それを象徴する出来事でした。先週のエリエールレディスでキャリアにピリオドを打った古閑選手、お疲れさまでした!

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