数字の部屋

2011.10.27

樋口久子のプロツアー通算平均ストロークは?

droom111027

 時がたつのは早いものでもうすぐ11月。国内のプロトーナメントも残すところ、男女それぞれ5試合になった。これからは賞金王・賞金女王やシード争いが見逃せない。

「今週、男子はマイナビABCチャンピオンシップゴルフトーナメントで、女子は樋口久子 森永製菓ウイダーレディス。どちらも選手にしてみれば、今季のラストスパートをかけるための大切な試合ね」

森永製菓ウイダーレディスは、昨年までIDC大塚家具レディスとして開催されていた大会ですね。これまでに引き続き、樋口久子さんの名前が冠されています。

「樋口さんは日本の女子ゴルフをここまで発展させた最大の功労者よ。何しろ、現役時代は国内で69勝。海外では日本人として唯一メジャー(77年全米女子プロ)を制覇するなど3勝を挙げている。現役引退後は女子プロゴルフ協会の会長としてさまざまな改革に着手して今の女子プロ人気の礎を築いた。さらに2003年にはそれまでの功績が認められて、アジア人としては初めて世界ゴルフ殿堂入り。ほんとうにすごい人」

現役時代の樋口さんがどれだけずば抜けていたかは、記録を見るとよく分かります。68年から76年まで9年連続賞金女王。77年は残念ながら2位でしたが、その後も78、79年と2年連続で賞金ランク1位。これだけトップの座をキープし続けるのはすごいことです。ところで気になるのが樋口さんの現役時代の平均ストローク。どんな数字なんでしょうか? 調べてみます。

分かりました。68年から97年までの29年間(88年は出場なし)、総ラウンド数は1577ラウンド。合計ストロークは116073打でした。そして、平均ストロークは73.6037。9年連続賞金女王に輝いた68~76年※は74.587でした。

「樋口さんの記録を見ると、女子プロゴルフ界が発展していった様子がよく分かって興味深いわね。ちなみに、現役選手の平均ストロークと比べるとどうなのかしら?」

現役最多勝の不動裕理選手は、ツアーデビューの97年から昨年までの通算平均ストロークが71.6779で、6年連続賞金女王だった00~05年の平均ストロークは70.9349です。

「30~40年前の選手よりも今の選手の方が進化している道具の恩恵を得ているものね。それに樋口さんには、誰にも負けない強靭な精神力があった。それがなければメジャー勝利はなかっただろうし、今の女子ツアーの発展だってありえない。今週、そんな樋口さんの強さを受け継いだ選手の勝利が見たいわ」

※68年~76年の主な記録
68年:74.0000/2勝/獲得賞金350,000円
69年:73.4000/2勝/獲得賞金500,000円
70年:76.6087/3勝/獲得賞金1,215,000円
71年:76.0870/4勝/獲得賞金2,290,000円
72年:75.5000/5勝/獲得賞金4,150,000円
73年:74.5000/7勝/獲得賞金12,627,000円
74年:75.2800/8勝/獲得賞金15,545,700円
75年:75.1538/1勝/獲得賞金8,428,233円
76年:74.1471/5勝/獲得賞金14,667,000円

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