数字の部屋

2011.07.14

クラレット・ジャグに刻まれた最長の文字数は?

droom110714

  今週はいよいよ全英オープン。昨年は南アフリカのルーイー・ウーストハウゼンが2位のリー・ウェストウッドに7打差をつけてメジャー初勝利。ニューヒーローが誕生しました。

「一昨年は59歳(当時)のトム・ワトソンが大活躍。全英OPって、毎年何かが起こるって感じで、本当に見応えがあるわよね」

全英OPをTV観戦していて毎年気になることがあるんです。最終日、優勝者がほぼ決まったところで、職人さんが優勝カップにその選手の名前を刻み始めるところがTVで映し出されますよね。

「クラレット・ジャグのことね」

あれって、名前を途中まで刻んだところで選手が変調をきたしたらどうなるのでしょう? 例えば突然イップスに襲われるとか。
「1999年大会を思い出すわ。この時はフランスのジャン・ヴァン・デ・ヴェルデが3打差リードで迎えた最終日の18番ホールで突然の大乱調。このホール、トリプルボギーで結局は、その後のプレーオフで敗れた」

あっ、それ知ってます。“カーヌスティの悲劇”ですよね。

「そう。もっともヴァン・デ・ヴェルデの18番では、名前を刻む作業はまだ始まっていなかったようだけど」

それはよかった。でも、もうひとつ気になることがあります。長い名前の選手が勝ったら職人さんは大変ですよね。作業に時間がかかって、表彰式に間に合わないかもしれません。

「ジャグに刻まれてる最も長い名前は何文字? どうやらそれが今回のテーマね」

はい、調べてみました。クラレット・ジャグには1873年の勝者、トム・キッドから昨年のウーストハウゼンまで127人の名前が刻まれているそうです。
中でも一番名前が長いのは、1893年のチャンピオン、ウィリー・オークタロニー(Willie Auchterlonie)というスコットランドの選手で、文字数は18でした。

「プレストウィックGCで行われた年ね。優勝スコアは322。ウィリー・オークタロニーは4度目の挑戦でクラレット・ジャグを掴んだのだったわ」

ほかに長い名前の選手は、2007年と2008年に連覇したパトレイグ・ハリントン(Padraig Harrington)で17文字。ちなみに、これとは逆に名前が短い選手としては1912年のチャンピオン、テッド・レイ(Ted Ray)の6文字というのがあります。

「せっかく歴史に名前を刻むのだから、目立つという意味で名前は長い方がいいのかもしれないわね」

今年は誰の名前がクラレット・ジャグに刻まれるのでしょうか? 楽しみです。

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