数字の部屋

2011.06.09

同一大会の連続出場記録は?

droom110609

  それにしてもスポーツにはいろんな記録があるものだ。野球でいえば、打率に打点にホームラン。ピッチャーの勝利数に防御率……。それぞれの数字が選手の実力や個性を表現している。

「最高打率やホームラン数と比べるとちょっと地味に思えるかもしれないけど、連続試合出場記録っていうのもなかなか味わい深い数字よ」

阪神タイガースの金本知憲選手のことですね。残念ながら連続試合出場記録は4月に1766でストップしましたが、この記録は衣笠祥雄さんの2215試合に次いで第2位。何しろ1998年7月10日から続いたということですから、金本選手の実力とタフさが表れています。

「確かにそうね。それに金本選手は1999年7月21日から2010年4月17日まで13686連続イニング出場という偉業も達成している。これは世界記録よ。二日酔いですぐに仕事を休む誰かさんとは大違いね」。

……。

「ところで新人くん。日本のゴルフツアーのあるトーナメントで達成された連続出場世界記録があるのを知っている?」。

同一トーナメント出場連続記録といえば、アーノルド・パーマー選手がマスターズトーナメントで達成した50年連続が有名ですが、それを上回る記録があるんですか? 面白そうですね。 調べてみます。
分かりました。杉原輝雄選手が昨年の中日クラウンズで達成した51年連続出場がその世界記録です。残念ながら今年、杉原選手は欠場で記録はストップしてしまいましたが。

「同一トーナメント出場記録を達成するためには、選手の実力はもちろん必要だけど、そのトーナメントが継続されることが最低条件。中日クラウンズは1960年から続くトーナメントで、今年行われるツアー25試合の中では4番目に長い歴史を持つ大会なのよ」。

つまり、ゴルフ界に貢献しようというスポンサーの強い意志と選手の実力、そしてそれを支えるファンがあってはじめて生まれる記録なのですね。石川遼選手が世界記録の58をマークしたことで盛り上がった去年の中日クラウンズですが、そう考えると、もうひとつの世界記録もとても重みがある数字です。

「今後もこの記録を更新する選手が出てきて欲しいものだわ」。

僕もそう思います。

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