数字の部屋

2011.05.19

逆転優勝の最多打数差は?

droom110519

 “キンクミ”こと、金田久美子選手、フジサンケイレディスでのツアー初優勝おめでとう! 小学生の頃から天才少女と呼ばれた彼女も今は21歳。プロ転向3年目にして、これまでの苦労がやっと花開いた。

「金田選手は大きな挫折を乗り越えた逸材。ニューヒロインの登場で女子ツアーは俄然面白くなったわ。今回の勝利で最も印象的だったのが勝ち方よ。2日目を終えた時点で彼女は5打差8位タイ。しかもその時の首位は昨年の賞金女王、アン・ソンジュだった」

大差を物ともせず、積極的なプレーで強豪を押し退けました。7バーディ・1ボギーの66は彼女のプロ転向後のベストスコアタイなのだそうですよ。

「勢いというか、若いパワーを感じるわね」

大逆転といえば、まるで昨年の中日クラウンズ最終日に58をマークして優勝した石川遼選手が思い浮かびます。

「あの時の遼くんは、3日目を終えて首位に6ストローク差の18位タイ。正直言って、私は遼くんの優勝はないと半ばあきらめたわ」

その点はボクも同じです。テレビ中継で石川選手が独走しているのを見て、一瞬我が目を疑いましたから。それにしても思うんです。大逆転劇を演じたプレーヤーって、他の選手にとってはいやな存在なんだろうなって。

「確かにそうね。爆発力があるプレーヤーが自分のすぐ後ろにいると考えただけでプレッシャーがかかるもの。つまり大逆転優勝は、その選手の大きなアドバンテージになるということ」

過去にはもっとすごい逆転劇があったのでしょうか? 調べてみます。
わかりました。中島常幸選手は1983年のゴールドウィンカップ日米ゴルフで9打差をひっくり返して優勝。また1980年には船渡川育弘選手が日本国土計画サマーズで同じく9打差を逆転しています。

「1983年といえば中島選手の黄金期。この年は8勝して、前年に続き2年連続の賞金王に輝いている。当時の中島選手の勢いを感じさせる記録ね」

何が起こるかわからない。だからゴルフは面白い――。大逆転劇はまさにその証明ともいえますね。

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