数字の部屋

2011.04.28

ベスト10フィニッシュ率ナンバーワンは?

droom110428

  中断していた女子ツアーも、開幕が危ぶまれた男子ツアーも無事スタートして、今年も目が離せない。とくに選手層の厚さは男女とも目を見張るな!

「昨シーズンは、韓国のキム・キョンテ選手が賞金王争いをリード。それを藤田寛之、石川遼、池田勇太の3選手が追う展開だったわね」

10月の日本オープンから最終戦の日本シリーズまでは、カシオワールドオープンを除く6試合で、キム、藤田、石川、池田の4選手のうちの誰かが勝つ展開。手に汗握りました。

「確かに彼らは昨年のツアーの四天王だったわね。4選手の勝利数を合わせると12勝。昨シーズンの試合数が25だったことを考えると、いかに勢いがあったかがわかるわ。なかでも注目は賞金王のキム・キョンテ選手よ。21試合に出場してベスト10入りは15回だからその確率は71.4%。賞金ランク2位の藤田寛之選手が25試合出場で12回(48%)だから、いかに安定していたかってことね」

ベスト10フィニッシュ率は安定度を知るバロメータですね。もっと高い数字はあるのかな? 調べてみます。
過去10年で目を引くのは2006年に谷口徹選手(24試合で18回)と片山晋呉選手(20試合で15回)がマークした75%という数字です。さらに時代を遡っていくと……。おっ、すごい数字があります。

「それってやっぱり、あの選手の記録?」。

ご明察。記録の主は尾崎将司選手です。1997年、尾崎選手は19試合に出場してトップ10入りが16回。率にするとナント84.2%。記録が残る1985年以降ではベスト10フィニッシュ率堂々のナンバーワンをキープしている数字です。

「その頃はジャンボさんの黄金期。何しろ、1994年から1998年まで5年連続の賞金王よ」

そうでしょうね。実は1997年の尾崎選手は、5つの勝利を含めてベスト5フィニッシュが13回もあるんです。いかに強かったか! この他、1995年は18試合に出場してベスト10入り15回(83.3%)。1990年は16試合中13回(81.3%)。さらに1998年の21試合中17回(81%)という記録も光ります。ベスト10フィニッシュ率8割以上という記録を残しているのは尾崎選手だけです。

「伝説の記録ね。でもそんな偉大な記録を破る選手が現れたら……ツアーはさらに盛り上がるでしょうね」

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