数字の部屋

2011.02.17

ツアープロの曲がらずに遠くまで飛ばす確率は?

droom110217

  300ヤード弱の短いパー4。ドライバーをマン振りして上手くいけばセカンドはウェッジの距離。でもホールの右はOBで、左サイドは崖。こんな時ってどうすればいいのかな?

「ゴルフは確率のゲーム。まずは自分のゴルフを考えてみることね」

ボクのフェアウェイキープ率は20%台。大スライスで右のOBにつかまる可能性もあるから、やっぱりフェアウェイウッド。それにしてもやっぱりゴルフは難しい。飛距離と方向性、なかなか両立しないのですから。

「それはツアープロも同じなのよ。国内男子ツアーのデータを見るとそのことはよくわかるわ。昨年のドライビングディスタンス上位5選手の平均飛距離とフェアウェイキープ率を調べてごらんなさい」

そう言われたので調べてみました。1位の額賀辰徳選手からK・アフィバーンラト選手まで5選手の平均飛距離は298.938ヤードで平均フェアウェイキープ率は45.956%。うーん、つまりツアープロが真っすぐ遠くまで飛ばせる確率は50%未満ってこと?

「ってことになるわよね。それじゃ、対照的にフェアウェイキープ率上位5選手の数字はどうなっているかしら?」

1位の井戸木鴻樹選手から片山晋呉選手まで5選手の平均飛距離は272.808ヤードで、平均フェアウェイキープ率は62.798%。ドライビングディスタンス上位者とは飛距離が26ヤード以上落ちるのに、フェアウェイキープ率は約17%も上だ。
あれれ、興味深いのは井戸木選手。フェアウェイキープ率は66.48%と高いけど飛距離254.69ヤードは最下位の107位。またドライビングディスタンストップの額賀選手は飛距離304.28ヤードながら、フェアウェイキープ率は42.46%で101位と下位だ。
やっぱりプロとはいえど、飛距離と方向性を両立させるのは難しいってことだな。

「確かにそう数字が語っているわね。ところで新人くん、ゴルフツアーでは、2008年から“トータルドライビング”がランキングに加わったのを知ってる?」

えっ!? トータルドライビングですか? 聞いたことありません。

「ドライビングディスタンスとフェアウェイキープ率、それぞれの順位をポイント換算してランキングしたものなの。昨年の1位は松村道央選手。昨シーズン2勝の松村選手はドライビングディスタンスが289.14ヤードでランク19位。フェアウェイキープ率は56.66%で18位。19+18=37ポイントでタイトルを獲得した。
ちなみに昨年の賞金王、キム・キョンテ選手はフェアウェイキープ率が64.69%で2位。またドライビングディスタンス277.3ヤードは60位。62ポイントはトータルドライビングの7位タイだった」

なるほど、結果を残すゴルフをするにはやっぱり飛距離と正確さの両立が必要ってことだ。もうすぐ春。今年のゴルフは飛距離と正確性の両立を目指します。

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