数字の部屋

2010.09.16

ツアー最年長、予選通過は?

droom100916

  この間、参加したコンペでびっくりすることがあった。同じ組にかなり年配の男性がいたのだけれど、その人がすごくボールを飛ばす。ボクなんか、20ヤード以上もオーバードライブされた。歳を尋ねたらなんと72歳だってさ。

「どうせあなたのことだから、『こんなジジィに負けてなるものか』とクラブをマン振りして、3ホール目あたりで早くも自滅ってとこかしら?」

ホール数を言い当てるとは、さすが先輩。でもその人は小柄だし、スウィングがパワフルというわけでもありません。人は見かけによらないって言いますが、そのことを実感しました。それにとても穏やかなゴルファーで、たとえミスしてもニコニコしている。ボクも将来は、あんなゴルファーになりたいな。

「最近の高齢者って本当に元気よね。クラブやボールの進化の効果もあるんだろうけど、ゴルフ場でも、楽しそうにプレーしている人が増えたみたい。敬老の日も近いことだし、今日は最年長記録についてひとつ質問よ。ツアー最年長予選通過記録って何歳だ?」

記録と言えば、ジャンボさん、それともジャック・二クラス? よし、調べてみよう。

わかった。杉原輝雄プロが2006年4月のつるやオープンで記録した68歳10カ月と7日が最年長予選通過記録だ。初日は77の6オーバーだったけれど、2日目は69をマーク。カットラインぎりぎりの通算4オーバーで予選を通過している。

「ちなみに米ツアーの記録はサム・スニードが1979年にマークした67歳2カ月と21日。杉原さんはその記録を1歳8カ月更新したことになる。さすがは“マムシ”の異名を持つ名プレーヤー、やっぱり粘り強いわね。杉原さんの2006年のドライバー平均飛距離は222.52ヤード。パワーゴルフの時代にあって、圧倒的に不利なわけだけど、それを克服したことにこの記録の意味があると思うの」

年齢やパワーは言い訳の材料に過ぎない。ゴルフで大切なのは志というわけですね。毎度のことながら今回の数字も、ビギナーレベルのボクにはとても勉強になりました。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

運営会社 | プライバシーポリシー